155054 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Limit battle/第77話

第77話~昔の…~


豪太と修と真は雑談をし、楽しいムードになったところで豪太の携帯に母親から電話が来て説教された。

修「ハハハ、母さんか?早く帰った方がいいぜ。」

真「ママー、ごめんよーってね!」

豪太「真サンってゴッツヤな事言いよるなぁ・・ほな、帰ぇるわ。」

修「おう、気をつけて帰えれよ。」

豪太「ほな、さいならぁ~」

彼は自分のCR-Xに乗って帰っていった・・・


修「・・さ、真。」

真「・・?、何だ?」

修「バトルやるか。」

真「はぁ!?ヤダヤダヤダヤダッ!絶対ヤダ!」

修「ッハハ、何でか知らないけで、冗談だよ。」

真「んだよ・・冗談か・・」

2人がバトルをするかしないかと言う話を終えた後、修達に話しかけてくる男が・・

???「ねぇ、君達ここの走り屋だよね?」

修「え、えぇ。そうですけど・・貴方は?」

???「俺は烏間 真宏って言うんだ。乗ってるのはあの銀と黒のハチロクレビン。」

修「へぇ・・渋いですね。ハチロクですか。」

真宏「うん。その代わりメンテが大変なんだけどね。」

彼は笑顔で、頭の後ろを掻きながら言う。

すると、またここで1人の男が現れた。

???「あれ?修じゃんよ!」

修「あ、良人さんじゃないっすか!」

ここで現れた男は修の兄、陽介の幼馴染の佐田 良人。修が小さい時に家に遊びに来ていっぱい世話になった男だ。

良人「ッハッハッハ!結構久しぶりだな!前は・・半年前にあったな!」

修「うん!そういえば、あの時のEK・・まだ元気で走ってますか?」

良人「あ・・その事ね・・EKはもう寿命が尽きちゃってねぇ・・今はFD2に乗り換えたの。」

修「あ・・・ゴメン・・変なこと聞いた・・」

良人「まーまー、気にするなって!」

彼は笑いながら修の背中を叩く。

修「痛ッ!」

彼は意外と痛く、声を出してしまった。

真宏「だ、大丈夫かい!?」

修「え・・?」

真(なんだこの人・・)

良人「あー・・悪い、こいつ結構心配性なんだ。大した事ねぇのに心配するんだよ。」

修「そうなんですか・・大丈夫ですよ、真宏さん。」

真「あ、俺、高嶺 真です。宜しく!」

良人「俺は佐田 良人。修の兄の幼馴染で一番の親友!で、俺が惚れた女を奪った事でちょっとライバル心出しちった奴ね!」

彼の話は結構つらい事を軽く言う様な口調だった。

修(香苗義姉さんって・・結構モテるんだ・・)

真宏「実は僕も狙ってたんだ!」

良人「まー、お前じゃ無駄だな!」

真宏「ひどぉ・・」

彼は酷く落ち込んだ。

修(やっぱモテててたんだ・・)

と、ここで良人が良からぬ方向へ話を持っていった。

良人「所で、修。お前彼女できたんだってな!?」

修「え、行き成り何スカ!?」

良人「いやね、お前の兄さん3年前に結婚したじゃん。お前も同じ歳で結婚しそうだし・・もしかしたらそれよりも早い

かもな!アッハハハハ!」

彼の声が大き過ぎたせいで周りに居た走り屋に声が届いた様だ・・・

良人「おっとぉ~・・ちょっとまずッたな・・・」

そして、彼が修の耳元で小さく呟いた

良人「そしてさぁ・・もうヤッ・・」

言い掛けた時に真宏に耳を引っ張られた。

良人「イタイ!イタイ!何すんじゃヴォケェ!!」

真宏「そういう事は言うんじゃありません。いけないから。」

良人「お前はオカンか!アホ!お前、男がそう言う話しなきゃ始まらねぇじゃねェかよ!」

真宏「そんな事ナイナイ。男って別にそんなん言わなくても落ちやしないし。」

その言葉に対し、良人が小さくブツブツ呟いた。

良人「っけ・・お前それでもチン--付いてんのかぁ・・?」

真宏「何?」

良人「何でもねェよ。と、所で修よ。」

修「はい?」

良人「俺と一戦やろうぜ?お前の腕前みてェしよ・・!」

彼のさっきまでの優々しさが消え、闘争心が丸見えになった・・!

修「え・・あ・・おう!」

彼はその闘争心に気圧され勝負を受けた。

真宏「じゃぁ、僕もやろっかな。ねェ、真君・・だっけ・・僕と戦ろうか?」

真「いいっすよ!上等上等ッ!久々に腕がなるぜぇ!」

4人がバトルをする事になり、周りに居た走り屋達は期待と興奮でザワメキ出した。


第78話へ続く。


© Rakuten Group, Inc.